ボランティアとは

ボランティアについて、Q&A形式でお伝えします。

  1. ボランティアって何?
  2. ボランティアの4原則って?

ボランティアって何?

ボランティアは自分の意思で行う行為であり
人と人を繋ぎ、出会いを生み出します。

ボランティア=志願者が語源

ボランティア(Volunteer)という言葉には元々「志願者」という意味があります。社会課題に対して「放って置けない」という気持ちに基づいて行うものであり、単純に報酬や対価を得るための手段ではありません。

ボランティアは間口が広い

ボランティアと聞くと「困った人を助ける」というイメージを持たれるかもしれません。ただ、実際は堅苦しいものではなく自分自身の「経験を活かす」「特技を活かす」「友人と取り組む」などたくさんの種類があります。

ボランティアはグループでも、個人でも参加できる

ボランティア活動を通して、同じ社会課題等に関心を持つ人たちとの出会いがあります。ただし、思い立った時に自身の身体1つですぐにできる個人での活動も意義があり、それぞれに“ならでは”の良さがあります。

ボランティアは個人、NPOは組織についての概念

ボランティアとNPOは、「非営利性」「社会性・公益性」「自発性」など共通する特徴があります。NPOは組織に、ボランティアはミッション(社会的使命)に突き動かされ活動する一人一人=「個人」に焦点を当てた概念となります。

ボランティアの4原則って?

ボランティアの4原則を確認し
自分も参加先も、安心安全に活動できるよう
準備しましょう。

自発性・主体性

自ら進んで行動する。「ボランティア」という言葉にはもともと「志願者」という意味があり、「自発性」がその一番の特徴です。つまり、ボランティア活動は、“自分の意思⁨で、自発的に行う行為”⁩であって、他者から強制されたり、嫌々行ったりする行為ではありません。

無償性

見返りを求めない。ボランティアでは、お金では得られない充実感が得られます。金銭や名誉などの見返りは求めません。(ただし、交通費や食費、材料費などの実費代償については無償の範囲とされますが、ボランティアする側、依頼する側により異なります。)

社会性・連帯性

ともに支えあい、学びあう。ボランティアは、趣味や自己満足でやる活動ではありません。みんなで協力しあい、地域や社会を良くしていこうとする活動です。

創造性・先駆性

より良い社会をつくる。よりよい社会にとって今必要なことを考え、アイデアやひらめきを活かし、自分たちで行動することがボランティアには求められます。